Buongiorno.みなさん、こんにちは ✨
今回は、イタリアの高校の種類をより詳細に、大学進学の流れ、そして就職事情についてご紹介したいと思います。
では、イタリアの学生生活をのぞいてみましょう😊✨

🏫イタリアの高校の仕組み
イタリアの高校(Scuola Superiore)は、大きく3つに分けられます。
専門的な高校(商業、高度技術など)と一般的な高校(リチェオ)です。
進学先を選ぶ基準として「興味がある分野」を重視します。

🔷普通高校(Liceo)➡ 大学進学向け📖
大学進学を前提とした、文系・理系・芸術系などの学問的な内容が中心。
🔸Liceo Classico(古典リチェオ)
ラテン語やギリシャ語を学ぶ伝統的なコース。
🔸Liceo Scientifico(科学リチェオ)
数学・理科系の科目が充実。
🔸Liceo Artistico(芸術リチェオ)
美術やデザインを学ぶ。

🔷技術系高校(Istituto Tecnico)➡ 専門知識+進学・就職両方OK💻
🔸IT・工学・経済・観光など、実務的な知識を習得
🔸卒業後の進路:大学進学 or 企業に就職
🔷職業高校(Istituto Professionale)➡ 実務スキルを習得し即戦力に👩🍳
🔸調理・美容・観光・ビジネスなど、実習や職業訓練中心の学び
🔸卒業後の進路:就職が基本(一部は専門学校へ)
📍イタリアの進路選択のポイント ✨
✔️大学進学を目指すならリチェオ。
✔️実践的なスキルを学びたいならテクニコ。
✔️すぐに働きたいならプロフェッショナーレ。

📍高校卒業後の進路選択
高校卒業後は「大学進学」か「就職」かを選びます。
✅ リチェオ卒業生の多くは大学へ進学
医学・法学・工学などの大学へ進学する人が多い。
「大学進学が前提」のため、卒業時には即戦力にはならないことが多い(でも学問的な知識が深い)
✅ テクニコ卒業生は、大学進学も就職も選べる
エンジニアやIT系の職に就く人もいれば、専門学校を経てさらにスキルを磨く人もいる。
進学ではなく、IFTS(職業訓練コース)やITS(専門技術の高等教育コース)を経て、さらに専門性を高める人もいる。
✅ プロフェッショナーレ卒業生は、即戦力として就職することが多い
料理人、美容師、技術職などの専門分野で即戦力として働く。
「職業資格(資格試験)」が必要な職種もある。
卒業生の中には、後から独立して起業する人もいる。

一方で、すぐ進学ではなく「ギャップイヤー(1年間の休学・留学)」を取る人も少なくありません。
📋ギャップイヤーとは?
また「ギャップイヤー(1年間の休学・留学)」を取る人も多く、すぐに進学しない選択肢もあります。
理由として、入学試験の準備や進学前に一度社会経験を積むこと、自分の進むべき道を見つけるための「自分探しの時期」として利用されることが多いです。
また、経済的な理由でアルバイトをするなどの背景もあります。
📌 ギャップイヤーの過ごし方
✅ 大学入試の準備をする📚✏️
(特に医学部などは試験が難関!)
✅ 海外留学や語学研修に行く🌍✈️
✅ ボランティア活動やインターシップで社会経験を積む 💼🤝
✅ 自分の興味を深める時間を持つ
(旅行やアート活動など)🎨🛤️

「現役合格」が重視されがちな日本。
「自分のタイミングで大学に行く」という選択肢が一般的なイタリア。
「すぐに進学するのが当たり前」というプレッシャーが少なく、自分のペースで将来を考えるのが許容されている点が特徴的ですね。
また、社会人になってから大学に入学するケースも珍しくないようです。

イタリアの大学システム🎓
🎯 大学進学のプロセス
イタリアには、日本のような「センター試験」はありません。
進学する際に必要な試験として、国家試験に相当する、高校の卒業試験「マチュリタ」が大きな役割を果たします。
この試験をクリアした後に大学に進むことができます。
🔸一般的な大学(公立・私立)
の場合は、高校卒業資格(Diploma di Maturità)があれば入学可能。
🔸医学部や人気の高い学部では入試あり。

🎓マチュリタ(Maturità)とは?
マチュリタ(Maturità)は、イタリアの高校卒業試験のこと📚
これに合格すると高校卒業資格(Diploma di Maturità)を得られ、大学進学の権利を得ることができます✨
📌 マチュリタの種類と特徴
✅高校の種類ごとに異なる試験内容
イタリアには3つの主要な高校があり、それぞれのカリキュラムに応じてマチュリタ(卒業試験)の内容も異なります。
リチェオ(Liceo) 大学進学向け📖
・数学、哲学、ラテン語、歴史など学術的な科目が中心
・文系・理系・芸術系などの専門リチェオもあり、進路に応じた学びができる。
テクニコ(Istituto Tecnico)
⚙️ 技術・専門知識重視
・エンジニアリング、経済学、ITなど、実践的な知識を学ぶ
・卒業後に就職する人もいれば、大学進学する人もいる
プロフェッショナーレ
(Istituto Professionale)
🔧 実務スキル重視
・料理、ファッション、電気工学、ヘアメイクなど、職業に直結するスキルを習得。
・卒業後は即戦力として働くことが多いが、進学の道も選べる。
♦️それぞれの進路に応じた選択肢があるのがイタリアの高校の特徴ですね!
✅ 試験の構成
📖 筆記試験(Esame Scritto)
1.共通試験(イタリア語の作文)✍️
2.専門試験(専攻ごとに異なる問題)🔢💡
3.国家統一試験(数年前に廃止され、今は省略されることも)
マチュリタの試験は、筆記試験+口頭試験(面接)で構成
🗣️ 口頭試験(Esame Orale)
- 教師たちの前で、試験科目についてのプレゼンや質疑応答を行う。
- 卒業論文(Tesina)を用意することも多い。

✅ 合格すると?
- 大学進学の資格を得られる(リチェオ卒業生はほぼ進学)
- 就職や専門学校への進学も可能(テクニコ・プロフェッショナーレの卒業生)

📆 大学のカリキュラム
ボローニャ・プロセス に基づいた3段階の学位制度を採用しています。
このプロセスは ヨーロッパ各国で学位の互換性を持たせるため に設けられたもので、日本の大学とは異なる特徴がいくつかあります。
🎓 大学の学位構成
1. 学士課程(Laurea Triennale)🏛️
- 期間:3年間
- 学位:Laurea(日本の学士に相当)
- 必要単位:180ECTS(1年で約60単位が標準)
特徴:
学士課程は基本的に 専門基礎教育 が中心。
出席が義務でない講義も多く、自己管理が重要。
多くの学生が3年で卒業できず、4年以上かかることも。
試験は口頭試験が多く、筆記試験もハードルが高い。
一部の学科(医学・建築など)は 直接5~6年の長期課程(Laurea Magistrale a ciclo unico) で学ぶ。

2. 修士課程(Laurea Magistrale)🎓
- 期間:2年間
- 学位:Laurea Magistrale(日本の修士に相当)
- 必要単位:120ECTS(1年で約60単位)
特徴:
専門性の高い研究・実践的な学習 が中心。
卒業論文(Tesi di Laurea Magistrale) が必要。
研究志向の人は博士課程へ、実務志向の人は就職へ進む。

3. 博士課程(Dottorato di Ricerca)
- 期間:3~4年間
- 学位:Dottorato di Ricerca(日本の博士に相当)
特徴:
高度な研究・論文執筆が中心。
多くの博士課程は給付型の奨学金がある(競争率は高い)。
修了後は大学・研究機関の研究職や専門職へ進む。

🔶イタリアの大学生活🔶
イタリアの大学では、学問の深さが重視される一方で、自由なカリキュラムや学生の自主性が大切にされています。
大学ごとに得意とする学問分野が異なるため、自分の興味やキャリアに合った大学を選ぶことが重要です。
さらに、学生自治が非常に活発で、学生たちは自らの意見や活動を自由に発信することが求められます。
大学内では学生団体やサークル活動が盛んで、キャンパスライフの一環として、友達とのネットワーク作りや趣味を深めるための大切な場となっています。

📊イタリアと日本の大学の違い
日本よりも単位取得が難しく、卒業までに時間がかかることも💦
| 比較項目 | イタリア | 日本 |
|---|---|---|
| 学士課程 | 3年(実際は4年以上かかることも) | 4年 |
| 修士課程 | 2年 | 2年 |
| 博士課程 | 3~4年 | 3~5年 |
| 試験形式 | 口頭試験が多い、筆記試験も難易度高め | 筆記試験が主流 |
| 単位取得 | 厳しい(試験に落ちても何度でも受験可能) | 一定の出席と試験合格で取得可能 |
| 出席義務 | 一部必須、自己管理が重要 | 基本的に必須 |
| 卒業までの平均年数 | 学士課程で4年以上かかる人も多数 | 学士は4年で卒業が一般的 |

✅ 卒業までに時間がかかる
🔹試験の難易度が高いうえに、1回の試験での合否がシビア。
🔹平均的に4年以上かかる人が多く、中には6年以上在籍する人も。
✅ 試験の回数が多い&再挑戦可能
🔹各科目ごとに 年3~6回の試験日 が設定されており、落ちても次の試験日に再受験できる。
🔹ただし、何度も落ちるとどんどん卒業が遅れるので、計画性が超重要。
✅ 自己管理が求められる
🔹授業は出席が義務でないことも多いが、そのぶん試験の内容が重く、独学が基本。
🔹講義に参加せずに独学で試験だけ受ける学生もいる。
✅ 研究や専門性が重視される
🔹特に修士・博士では、単なる座学ではなく、論文執筆や研究プロジェクトが中心。
🔹特定の専門分野に特化した学習が求められる。修士の卒業論文も本格的な研究が必要で、時間がかかることが多い。
📌イタリアの大学は「自由度は高いけど、そのぶん自分で勉強しないと厳しい」のが特徴!

🏛 大学の種類と進学先 🏛
イタリアの大学には大きく分けて2つの種類があり:
- 公立大学(Università Statali):
イタリアの主要な大学はほとんどが公立です。
- 私立大学(Università Private):
私立大学は、学費が高いことが多いですが、特定の専門分野に特化した教育を提供していることが特徴。

🏫イタリアの代表的な公立大学
1. ミラノ大学(Università degli Studi di Milano)
特徴: イタリアの主要な大学の一つで、広範な学問分野を提供。
特に医学、法学、経済学、社会学、科学技術の分野で有名です。
2. ローマ大学(La Sapienza)
特徴: 世界最古の大学の一つで、特に法学、社会学、医学、工学、文学分野に強みがある。
ローマという都市の中心に位置しており、学生生活と学問が密接にリンクしています。
3. ボローニャ大学(Università di Bologna)
特徴: 世界最古の大学の一つとして知られ、特に法学、経済学、人文学で評価が高い。
学問的な伝統が非常に豊かで、国際的にも有名な大学です。
4. ナポリ大学(Università degli Studi di Napoli Federico II)
特徴: 1224年に設立された歴史的な大学で、特に工学、医学、法学、経済学の分野で高い定評。
ナポリという文化的な都市の中で学ぶことができ、国際的な学生の受け入れにも力を入れています。
5. ミラノ工科大学(Politecnico di Milano)
特徴: 工学、建築、デザインに特化した大学で、特に工学系の学問において人気が高い。
国際的にも有名な技術系大学です。
6. フィレンツェ大学(Università degli Studi di Firenze)
特徴: 特に芸術、デザイン、建築学、歴史学などの分野で有名。
フィレンツェという美術と文化の中心地で学べることが大きな魅力です。
7. トリノ大学
(Università degli Studi di Torino)
特徴: トリノ大学は、経済学、法学、社会学など幅広い学問を提供。
また、自動車産業に関連する学問や研究も進んでいます。
8. パヴィア大学
(Università degli Studi di Pavia)
特徴: 中世から続く大学で、特に医学と法学の分野で有名。
医学校は長い歴史を誇り、医療分野の研究が進んでいます。
9. ジェノヴァ大学(Università degli Studi di Genova)
特徴: 特に海洋学や環境科学、工学分野に強みを持つ。
地中海沿岸の位置を活かした研究が行われています。

🏫イタリアの代表的な私立大学
1. ボッコーニ大学(Università Bocconi)
所在地: ミラノ
特徴: 経済学、経営学、金融学に特化した名門大学。世界ランキングで上位に位置し、企業との強い連携が特徴。インターンシップや就職のチャンスが豊富。
国際性: 多くのプログラムが英語で提供され、世界中から学生が集まる。
2. ルイッサ・グイド・カーリ大学(Università LUISS Guido Carli)
所在地: ローマ
特徴: 政治学、経済学、法学、ビジネス学に強みを持ち、特に国際関係学に注力。企業や政府機関との強い関係で、インターンシップ機会も豊富。
国際性: エラスムスプログラムや英語プログラムがあり、国際的な学生が多く学んでいる。
3. カトリック大学(Università Cattolica del Sacro Cuore)
所在地: ミラノ(他にもローマ、バリなどにキャンパスがあり)
特徴: 医学、法学、経済学、哲学、社会学、芸術など多岐にわたる学問分野を提供。特に医療とビジネス学に高い評価。
国際性: 多くの国際交流プログラムがあり、英語でのプログラムも充実。国際的な学生が多数。
4. サピエンツァ大学ビジネススクール(SDA Bocconi School of Management)
所在地: ミラノ(ボッコーニ大学内)
特徴: MBAやEMBAなど、ビジネス分野の専門職向け教育を提供。企業と提携し、最先端のビジネス知識やリーダーシップスキルを学べる。
国際性: 高い国際評価を誇り、多国籍の学生が集まり、国際的なビジネス環境を学べる。
5. モンテカルロ大学(Università Vita-Salute San Raffaele)
所在地: ミラノ
特徴: 医学と心理学の分野で強みを持つ。サン・ラッファエーレ病院と提携し、学生は医療現場での経験を積むことができる。
国際性: 医学と生命科学の分野で国際的な研究機関と連携、多くの国際学生が学んでいる。
6. ノヴァ・ソリエンティ大学(Università degli Studi Internazionali di Roma – UNINT)
所在地: ローマ
特徴: 国際関係学、外交学、翻訳学、ビジネス学に特化。特に国際的なキャリアを目指す学生に人気。
国際性: 英語プログラムも豊富で、国際的な企業や機関との強いネットワークを持つ。


イタリアは高学歴社会?
答えはNO!😲 イタリアは必ずしも「高学歴社会」とは言えないですね。
大学進学率は他のヨーロッパ諸国と比べてもそれほど高くなく、実践的なスキルを重視する傾向があります。

📌 イタリアの大学進学率
🔸大学に進学する人はいますが、日本やフランス、ドイツと比べると進学率はやや低め。
🔸特に、専門技術や職人の道を選ぶ人が多いため、高校卒業後にすぐ働く人も多い。
📌学歴よりも経験が重視される場面も
🔸「大卒だから有利」というよりも、「何ができるか」が重要視される。
🔸実際、テクニコ(技術系高校)やプロフェッショナーレ(職業高校)の卒業生が、専門職としてすぐに働くケースも多い。
🔸逆に、大学を卒業しても就職が難しい分野(人文学系など)もある。

📌 イタリアの特徴:年齢を気にせず学び直す文化
🔸一度社会に出た後、必要に応じて大学に戻る人もいる。
🔸日本のように「現役合格」「ストレートで卒業」することが重視されるわけではない。

つまり、イタリアは「高学歴=成功」とは限らず、学歴よりも実力や経験が重視される社会と言えますね!😊
むしろフランスの方がイタリアより「高学歴社会」と言えます📚✨
フランスでは、学歴がキャリアに与える影響が大きいため、高等教育への進学が重視される傾向があります。

📌フランスが高学歴社会と言われる理由
✅バカロレア(Baccalauréat)の取得=大学進学の前提
フランスではバカロレア(大学入学資格試験=イタリアのマチュリタに相当)を取得すると、基本的に誰でも大学に進学できる。
そのため、「とりあえず大学に進学する」人が多く、高等教育を受けることが一般的。

✅ グランゼコール
(Grandes Écoles)の存在
エリート養成機関として知られる「グランゼコール」は、フランスの政治、経済、技術分野でトップ人材を輩出しています。
代表的な学校には、ENA(École Nationale d’Administration=国立行政学院)や、理工系の名門であるÉcole Polytechniqueなど。
ENAは、フランスのエリート官僚を育成するための学校として広く知られており、フランス政府の重要なポジションを目指す人たちが進学します。
ここで学んだ多くの高官がキャリアを築いており、エマニュエル・マクロン大統領もその一人です。
🔸グランゼコール出身者は、高収入の職に就く確率が非常に高いため、親世代からも進学を強く希望されることが多いです。

✅ 学歴と就職の関係が強い
🔸「どこの大学・グランゼコールを卒業したか」で、就職先や給与が大きく変わる。
🔸特に大企業や官僚になるには、高学歴がほぼ必須。
| フランス | イタリア | |
|---|---|---|
| 大学進学率 | 高め | 低め |
| 学歴の影響 | 大きい(特にエリート層) | 比較的少ない(経験重視) |
| 名門校 | グランゼコール | 伝統的な大学もあるが、職業教育も重視 |
| 就職のしやすさ | 学歴で左右されやすい | スキルや実務経験が重視される |
フランスは「高学歴が有利」な社会で、学歴がキャリアに直結しやすい傾向。
イタリアは実務経験やスキルの方が重視されやすい。「学歴だけでは成功できない」社会とも言える。

✅ 大学卒業率がイタリアより高い
イタリアでは大学進学率がそれほど高くないが、フランスは進学率も卒業率も高め。
ただし、フランスの大学は学費が安いが留年・退学率が高いという特徴もある。

📌マチュリタとバカロレアとの違い
| イタリア(マチュリタ) | フランス(バカロレア) | |
|---|---|---|
| 試験内容 | 学校の種類ごとに異なる | 文系・理系・技術系などコース別 |
| 筆記試験 | イタリア語・専攻科目など | フランス語・哲学・専攻科目など |
| 口頭試験 | あり(プレゼン) | あり(哲学など) |
| 進学のしやすさ | 進学しなくてもOK (職業訓練や就職も) | 大学進学が基本 |
| 試験の重要度 | 合否がカギだが、評価は柔軟 | バカロレアがないと大学進学不可 |
フランスの「高学歴社会」について知りたい方は、以下の動画が参考になります。
✔️ 進学率に違いがある。
✔️フランスのバカロレアは、大学進学が前提。
✔️イタリアのマチュリタは、進学しなくても働ける選択肢がある。

イタリアの就職事情 💼
特に「新卒一括採用」のような仕組みがなく、卒業後はそれぞれが自分で仕事を探すスタイル。
だから、大学を出てもすぐに就職できるとは限らないんですね。

🏢イタリア流の就職活🏢動日本とはここが違う!
✅ 新卒一括採用なし!個別に就職活動
日本の就活は大学3~4年生に集中し、新卒として一括採用される仕組みですが、イタリアにはその制度がありません。

イタリアでは大学2年生や3年生からインターンシップを経験したり、企業と接点を持つことが一般的です。
卒業後は個別で求人を探し、タイミングは人それぞれ。求人は企業の採用ページやLinkedIn、求人サイト、人材紹介会社などで探します。
「新卒ブランド」という概念がないため、卒業後に試行錯誤しながら仕事を探す人が多いです。卒業までに仕事が決まらないことも珍しくありません。

2月8日追記:
富士通、「新卒一括採用」廃止へ 通年採用に統一、人数計画も設けず
富士通、すごい思い切った判断ですね。
日本の「新卒一括採用・年功序列」文化から大きく外れ、かなり成果主義的な方向にシフトしてますね。
これはイタリアや欧米型の「ジョブ型雇用」に近い感じですが、日本の場合、新卒で専門スキルを持っている人は珍しいので、どこまで実力主義が機能するかがカギになりそうです。
この流れが他の企業にも波及すれば、大学生の就職観やキャリア戦略も大きく変わってきますね。

✅ インターンシップが重要
イタリアでは、大学在学中にインターンシップ(Tirocinio)を経験する学生が多いです。
インターンの経験がそのまま就職につながることもありますが、一方で無給インターンが多く、労働力として利用されるケースもあります。

✅コネや推薦(Raccomandazione)が影響大!
イタリアでは、人脈(コネ)が就職に大きな影響を与えることが多いです。
家族や知人の紹介で仕事を得るケースも多く、大学教授や企業の推薦があると有利になることも。
ただし、公務員試験などでは公平性を保つために厳格なルールが設けられています。
📌「新卒ブランド」という概念がないので、卒業後に試行錯誤しながら仕事を探す人が多い印象です。


🔸卒業後に個別で就職活動
(日本のような「新卒一括採用」はなし)
🔸インターンが重要
(でも無給も多い…💦)
コネが強い!
(家族や教授の推薦が大事!)

🎓 大卒 vs 高卒
それぞれのキャリアパス
✅ 大卒
(Laurea Triennale / Magistrale)
🔻エンジニア、経理、マーケティングなどの企業の専門職
🔻行政機関や公務員(試験が必要)
🔻研究・教育機関(博士課程進学が必要な場合も)
🔻海外就職の可能性も高い
✅ 高卒
(特にテクニコ・プロフェッショナーレ卒)
🔻伝統工芸職人(建築、家具、宝飾など)
🔻技術系の仕事(自動車整備、電気工事など)
🔻ホテル・レストラン業界、販売員などのサービス業
♦️大学に行かずに、職業訓練校でスキルを身につけ、すぐに働く人も多いです。

📉 若者の就職事情、厳しい現実も…
イタリアでは若者の失業率が高いのが大きな問題になっています。
🔸全国平均で20%前後、南イタリアでは30%を超えることも💦
🔸景気の影響を受けやすく、正社員として採用される枠が少ない。
🔸最初は契約社員やインターンからスタートすることが多い。
🔹特に南イタリアでは経済状況が厳しく、安定した仕事を見つけるのが難しいと言われています。
🔹多くの若者が北イタリアや海外へ移住するケースも少なくありません。
そのため、
✅ フリーランス(Webデザイン・翻訳・コンサルなど)として働く人が増加中
✅ EU圏内やアメリカ・カナダなど、海外就職を目指す若者も多い
といった傾向があります。
💡まとめ:イタリアの就職の特徴
☑️卒業後にそれぞれが個別に就職活動(新卒一括採用なし)
☑️インターン経験が重要(でも無給の場合も…)
☑️コネ(Raccomandazione)が就職の決め手になることも。
☑️高卒でも職業訓練を受けて専門職に就く人が多い。
☑️若者の失業率が高く、フリーランスや海外就職を選ぶ人が増えている。
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